・海の釣りでは、毒のある危険な魚が釣れる事があります。
・あまり見たことのない魚や変わった魚は絶対に触らない事です。
・ヒレやトゲに毒のある魚がいます。もし刺された場合は、できるだけ早く病院へ行くことをおすすめします。その場合、トゲなどが刺さっていれば、できるだけ取り除き、水や消毒液などでキレイに洗い流 します。
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ハオコゼ
背鰭は頭蓋骨上からはじまり、棘条数はふつう14〜15。これには強い毒があるため刺されると痛む。腹鰭は1棘4軟条であることで、ハチオコゼ属の魚と区別することができる。大きくても10cm前後と小型の種類である。
本種は潮溜まりや砂底に生息し、釣りの外道としてもおなじみの種類であるが鰭に強い毒があるので、針を外したりする際には気を付けなければならない。 -
ゴンズイ
体側には2本の縦線があるが、不明瞭な場合もある。また不明瞭な横帯が出る場合もある。胸鰭と背鰭に大きな有毒の棘がある。ひげは4対。ミナミゴンズイは本種によく似ているが、体背部尾鰭起部と、臀鰭起部はよく離れている(本種はやや離れている)、鰓耙数はふつう27〜31(本種では23〜25)である点などが異なる。体長20cmに達する。
針を外すのに注意しないと、背鰭と胸鰭にある毒棘に刺されてしまうおそれがある。 -
アイゴ
体色は淡色から灰褐色、または暗色で、白色斑がある。色や白色斑は、その時の状態によって、出たり消えたりする。腹鰭の形状が特殊で、1棘、3軟条、1棘である。背鰭は13棘10軟条、臀鰭は7棘9軟条。アイゴ科魚類の背鰭・腹鰭・臀鰭の鰭条数はみな同じである。胸鰭は16-17軟条。背鰭・腹鰭・臀鰭の棘には毒があり、刺されると危険である。
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海毛虫
その名前から想像できる通り姿は毛虫のようで、体の側面には毒を持つ細かい毛がびっしりと生えています。種類にもよりますが、体長はだいたい10cm程になるものが多いようです。投げ釣りなどのエサ釣りで釣れる。さわると触手(毒針)がガラス繊維のように皮膚に刺さる。強い毒性があり、刺されると激しいかゆみや痛みが続きます。
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・もし毒のある魚が釣れた場合は、メゴチバサミや魚バサミでおさえて針を外しまますが、無理に針を外すより、糸を切って海へ落とす方が安全でしょう。
※毒のある魚に刺された事のあるおんちゃんの話
「指先を刺されたら、ヒジの周辺まで痺れて病院へ行ったけんど、その日は夜も寝れんばぁ痛かった」 そうです。いや〜恐ろしい〜〜(>_<)・毒のない魚でも釣り上げた魚は、興奮状態で背ヒレなど立っている場合が多くトゲが刺さるとケガします。お子様など、特に要注意です。